機械に頼らない、手技中心の鍼灸、整体です。

ゆらり治療院の特徴!

1、閑静な住宅街にある予約制の鍼灸・整体院
2、丁寧な症状の聞き取りと、関節の動きのチェック
3、「結び目 理論」にもとづいた鍼灸治療と整体
4、あなただけの「施術レシピ」にもとづいた施術

ゆらり治療院は鍼灸・整体・マッサージを総合的に施術することで、小金井市、国分寺市、小平市の地域の皆様の健康のお役に立ちたいと思っております。
予約制でお一人一人丁寧な施術を心がけています。こちらからご自宅に訪問する出張施術も行っています。健康保険を取り扱いも自費と合わせて行っています。肩こりや腰痛といった体の痛みから心の不調までケアしております。ご相談だけでもお受けしておりますので、お気軽にご相談、ご連絡ください。

このあと詳しくご説明いたします。お時間のある方はご一読ください。

 ゆらり治療院ストーリー~令子の腰痛編

  1、閑静な住宅街にある予約制の鍼灸・整体院

令子は、築40年は経っていると思われる一軒の住宅の前でインターホンを鳴らした。門扉の横の看板にはネコの絵のイラストが描かれ「ゆらり治療院」と書いてある。武蔵小金井駅から6番のバスに乗り、数分で到着した。近くには東京学芸大学があり、新小金井街道から少し入った閑静な住宅街に位置していた。

数段の石畳の階段を上がり白い玄関ドアを開ける。令子にとって、はじめてのはり治療、少し緊張していた。「こんにちはー」と拍子抜けするような明るい声で先生が出迎えてくれた。住宅の一階が治療院になっているみたいだ。予約制なので待合室で待つこともなく、入ってすぐ横の施術室に案内された。

  2、丁寧な症状の聞き取りと、関節の動きのチェック

通された施術室は、木目調の壁、一台の施術用のベッドにソファーと落ち着いた感じだった。完全予約制なのでベッドは一台でいいのだろう。簡単に挨拶を交わすと、簡単な質問表を書いた。それを基に症状を聞かれた。令子は腰痛と股関節痛に長年悩んでいること、特にデスクワーク中と朝起きた時が痛むこと、30代に大病を患ったことを話した。

先生は令子の話を止めることなく静かに聞いてくれた。クリニックとはだいぶん違うな、と令子は思った。クリニックの医師はパソコンのモニターを見ている方が長く、こちらを向いてもくれない。二言三言短い話をするだけだったのだ。

症状の聞き取りの後、関節の動きをチェックしてもらった。腰部と股関節をゆっくりと動かして痛みの出る角度を調べている。痛みの出る角度を調べるだけなので無理に曲げたりはしない。ちょっと驚いたのは首や肩の動きまで調べたことだ。首や肩が腰痛や股関節痛に関係ないと思っていた令子は先生に聞いた。その問いに先生は気さくに答えてくれた。

「腰の筋肉は背骨の横を通って首までつながっています。だから首や肩が腰や股関節に影響を及ぼしていることもあります」
そのあと先生は「結び目 理論」というものを教えてくれた。

  3、「結び目 理論」にもとづいた鍼灸治療と整体

「背中の長い筋肉は頭、首から腰、おしりまでつながっています。健康な筋肉はゴムのように柔軟に伸縮するのですが、病気や運動不足、ストレスなどによって背中の所々に硬いところができてしまいます。

それを硬結(こうけつ)といいます。

その硬結は柔軟なゴムの途中にできた「結び目」のようなものです。この結び目のできたところ、硬結の部位は、伸び縮みできないし、筋肉の中を通っている血管や神経を締め付けて、血流が悪くなったり、痛みが出たりします」

先生はこの「結び目」をほぐすように、はりをしたり、ほぐしたりするのだと言います。

  4、自分だけの「施術レシピ」を組んでもらう

 次に「施術レシピ」を組んでもらいました。一口に鍼灸治療、整体といってもいろいろな手技がある。その中から、はり治療、きゅう治療、整体を組み合わせてその人だけの「施術レシピ」を組むのだということだ。思い切って、はり治療をレシピに入れてもらうことにした。

令子の初回「施術レシピ」は(背中、腰への通電はり治療とほぐし+股関節のパートナーストレッチ+首、肩のほぐし+癒着はがし)というものだった。施術時間は80~90分コース。この「施術レシピ」は症状の変化によって変わっていくのだという。

レシピの最後にあった「癒着はがし」は、腰痛の原因に30代で大病を患った時の手術痕の癒着も腰痛に関係しているためレシピに入ったということだ。

 令子は先生と飼われているネコに見送られ「ゆらり治療院」を後にした。施術の間、いろんなことを先生と話した。鍼灸治療を受けたのだがカウンセリングのようだったなと思った。次の予約の日が楽しみであった。