お灸で免疫力アップ! 108歳!長寿日本一になったお灸博士

今日はお灸の話です。
以前にNHKでも放映された番組で、
アフリカでは結核にお灸の施術が行われていると紹介されていました。

アフリカでは毎月2000人以上が結核で亡くなるといいます。

その結核と闘っているのが、
マーリン・ヤング医師が率いる
英国のチャリティー団体「モクサアフリカ」です。
彼らは薬剤不足、
または薬が効かなくなった耐性結核にお灸を使用しているのです。

そこには、明治生まれの日本人医師の影響がありました。
その医師は、100歳を超えても、現役医師を続け、
年間1万人に灸治療を行っていました。

そして自らにもお灸によって108歳で男性長寿日本一にまでなった、
原 志免太郎(はら しめたろう)博士でした。

今回は、
・免疫力をアップするお灸の秘密
・108歳で長寿日本一になったお灸博士が
50年以上、自らの体にお灸をすえ続けたツボ

をご紹介いたします。

日本初のお灸博士になった、
原 志免太郎(はら しめたろう)博士

最初に原 先生の経歴を簡単にご紹介、
なんとホタルの研究までされていたのです。

23歳に京都府立医専(京都府立医科大)を卒業後、
九州大学でお灸の研究をし、医学博士になりました。

それは、結核に感染したウサギに灸を施術し
抵抗力が増すことを突き止めた論文で
日本初の「お灸博士」となったのです。

また、お灸によって赤血球や白血球が増加することを実証しました。

そしてホタルが日本住血吸虫の宿主であり、
宮入貝の天敵であると突き止めるなどの
ホタルの生態・飼育の研究までこなし、
ホタルの卵を天皇陛下に献上までしたのでした。

免疫力をアップするお灸の秘密~ヒートショックプロテイン

なぜ、お灸をすることで
結核に抵抗力を持たせることができるのでしょうか?

原 博士は福岡で結核の治療にあたり、
25万人もの患者にお灸を施術したカルテを持っていたということです。
その原 先生はこう語っています。

「ようは、からだのどこでもいいからタンパク質の変性を起こすことが大切です」

お灸をしたところは、ごく軽い炎症がおきます。
この炎症部位にはタンパク質の変性が起きています。

この変性したたんぱく質が血液に影響をあたえ、
からだの不調を取り除くのだというのです。

このタンパク質の変性を、
現代ではヒートショックプロテインとか、ストレスタンパク質といって、
免疫細胞を強化し、乳酸の発生を遅らせる、
つまり疲れにくくなる効果が確認されています。

つまり、お灸でごく小さな炎症を起こすことが、
免疫力を上げるポイントだということです。

ツボにはこだわらないようですが、
お灸の箇所においては体の左右7か所に
お灸をすることを進めていました。

108歳で長寿日本一になったお灸博士が
50年以上、自らの体にお灸をすえ続けたツボ

100歳を超えても、現役医師を続け、年間1万人に灸治療を行い、108歳で男性長寿日本一にまでなった、原 志免太郎博士の健康長寿の秘密は何だったのでしょうか?

原 志免太郎博士の健康長寿の秘密はやはり、お灸です。

1983年、原博士100歳、奥様90歳の時、トレードマークの仙人のような長いヒゲの博士は、こう言っています。

「夫婦そろって健康なのはお灸のおかげです。わたしたち夫婦は50年間、たがいにお灸をすえ続けているからこんなに長生きなんですよ」

ツボの位置はこだわらないらしいが、
やっぱり原 博士夫妻がお灸していたツボは気になりますよね。

そのツボは足の三里と腰部八点灸です。
簡単にご紹介します。

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自分でできる、お灸のやり方~温灸

お灸は熱いというイメージでしょうが、
現在よく使用されているお灸は、
温灸といって直接、肌にお灸しない方法です。

使い方も簡単で自分でもできます。ドラッグストアで購入もできます。
ぜひ、お灸生活始めてください。
やり方を説明した動画 https://youtu.be/v_bhpuB4fg8

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