姿勢により指のシビレは悪化する?~~ひどい肩こりで指先に力が入らない、 シビレる?~胸郭出口症候群 その2

姿勢により指のシビレは悪化する?

首や肩の筋肉によって腕や手指の痛み、シビレ、脱力が起きてしまう
胸郭出口症候群を強めてしまう姿勢があります。

それがストレートネック、猫背、内肩の姿勢です。

デスクワークは、モニター画面をのぞき込むような姿勢に
ついつい、なりがちです。

この姿勢は頭の位置が前方になるため、後頚部や背中に負担がかかり、
肩コリ、背中の痛みの原因となります。
さらに、胸の前側の大胸筋、小胸筋を短く硬くしてしまうのです。

また、首を亀のように伸ばすため、ストレートネックにもなりやすいのです。

このストレートネックは
首の前、横の斜角筋という筋肉を短く硬くしてしまいます。

つまり、
ストレートネック、猫背、内肩の姿勢が、
前述した胸郭出口症候群を誘発
してしまうのです。

画像1

なぜストレートネック、猫背になってしまうのか?

普段、運動をあまりしないで、
じっとデスクにデスクに座って何時間も
過ごしているうちに、
その姿勢を保つために最適な状態に筋肉もなってしまうのです。

じっと姿勢を保つためには、筋肉の柔軟性は必要なく、動くために必要な筋肉も必要ない。
筋肉は動かなくても、カロリーを消費するので、必要のない筋肉は小さくなります。
これを「廃用性萎縮」というのですが、

筋肉も普段とっている姿勢に適応していっているわけです。

デスクワークに最適な姿勢、それがストレートネック、猫背ともいえます。

しかしその代償として、
良い姿勢をとろうとすると、
短く硬くなった筋肉やこわばった関節に無理がかかって、
結果として、腕や手指に症状が出てしまうのです。

次回は、この胸郭出口症候群の
ツボや自分でできる改善方法をご説明いたします。

Follow me!

コメントを残す