【腰痛】~ 反り腰、平坦腰でほぐす筋肉が違う~腰のくびれに大事な筋肉は?その3
今回は、腰のインナーマッスルを解説いたします。
![画像1](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/production/uploads/images/25615932/picture_pc_4d530713170f14989856bd18495efa62.jpg?w=1140&ssl=1)
腰のインナーマッスル
腰の筋肉は多層構造になっています。
それは、上半身の荷重を下半身に伝えるという、いわば激務を担いながら、
前屈、後屈、ねじる、側屈などかなりの運動をするためです。
そのため、多くの筋肉が、連動して働いているわけです。
まず表面の筋肉から行きます。
![画像2](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/production/uploads/images/25617005/picture_pc_23c43a7424327dddcab2a4b2777818ba.jpg?w=1140&ssl=1)
広背筋
この筋肉は腰から二の腕の付け根につながっていて、
腕を上から振り下ろす作用をしています。
スイマーはこの筋肉が発達して、逆三角形の体形になるんですね。
外腹斜筋、内腹斜筋、腹直筋
この筋肉は、からだのねじり、側屈、前屈を担っています。
お腹の側面から前にかけてある筋肉です。
ここからが深部の筋肉、インナーマッスルです。
![画像3](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/production/uploads/images/25617051/picture_pc_46dc3dddac5f42ac7e69ff8d8c1e5d57.jpg?w=1140&ssl=1)
脊柱起立筋
この筋肉は、くわしく言うと三つに分かれています。(多裂筋、最長筋、腸肋筋)
長い筋肉だと骨盤から頭蓋骨までつながっていて背骨を支え、
背中を反らす作用をしている筋肉です。
腰方形筋
この筋肉は、脊柱起立筋のさらに深いところにあり、一番下のろっ骨(第十二肋骨)から骨盤の上部につながっていて、片方だけ作用するとからだを横に傾け、両方同時に作用すると腰を反らせる働きをします。
腸腰筋(大腰筋)
![画像4](https://i0.wp.com/assets.st-note.com/production/uploads/images/25617092/picture_pc_a6ade094e27a2d52dd4e8a5a5a173ecd.jpg?w=1140&ssl=1)
この筋肉は、腰から、股関節(大腿骨の小転子)につながっていて、
股関節を曲げる働きをしています。
腰骨の真横にある、とても深い、インナーマッスルです。
デスクワークで長時間座っていると、この筋肉が縮んでしまい、
腰の反りが無くなって、平坦腰になってしまいます。
腹横筋
この筋肉は腹筋の深部にあって、お腹をへこませる作用をしています。
お腹のくびれを作るにはこの筋肉を鍛えないといけません。
また呼吸法、腹式呼吸でもよく働く筋肉です。
今回は解剖的なお話になってしまい、眠くなってしまったかなあ~
次回は反り腰、平坦腰でほぐす筋肉、ほぐし方を解説します。
よろしくお願いいたします。