花粉症~「アレジオン+ツボ」で花粉の季節を乗り越えよう!

自律神経を整えて、花粉の季節を乗り切る~のツボ

2~3日前から朝起きがけに、くしゃみが出るようになってきました。

今年は暖かく、花粉が飛び始めるのも早いですね。

そして今、出張施術から帰ってきたのですが、やっぱりくしゃみを連発してしました。

実は、花粉症と自律神経には深い関係があるのです。

朝起きがけに突発的なくしゃみや鼻水が出てしまうことをモーニングアタックというんですね。これは一時的に起きる自律神経の乱れが関係しています。

自律神経というのはわたしたちが意識しなくてもからだをコントロールしてくれる自動制御装置のようなものです。世の中ではAI、人口知能が生活の中にだんだんと入り込んできていますね。

わたしたちの体の中のAI、それが自律神経です。

たとえば心臓は自分で動かそうとか、止めようとか思ってもできません。これは自律神経がコントロールしていて、運動して全身に多くの酸素が必要としているときは鼓動を速め、寝ているときは鼓動がゆっくりとなります。

私たちが何一つやろうと思わなくても自律神経がコントロールしています。また食事をした時も、わざわざ胃袋を動かそうなどと思わないのに、勝手に消化を始めてくれます。これが自律神経です。

自律神経には、活動しているとき優位になる神経と休息しているとき優位になる神経がアクセルとブレーキの役割をして様々な臓器をコントロールしています。このアクセルの自律神経を交感神経、ブレーキの神経を副交感神経と呼んでいます。

そうです、眠りから覚めて活動を始める、朝起きがけというのは、副交感神経と交感神経の切り替わるタイミング。このとき一時的に自律神経のバランスが崩れるため、モーニングアタック、花粉症の症状が強く出てしまうのです。

これと同じように、寒い屋外から、暖かい室内に入ってきたときも、急激な温度差で一時的に自律神経が乱れ、花粉症の症状が強く出てしまうのです。

だから薬を飲んでいても、このような自律神経の乱れるタイミングには、花粉症の症状が出てしまうんですね。こういう時は、ツボの刺激をプラスしてみましょう。

首のところにある「気舎」(きしゃ)というツボです。場所は鎖骨のすぐ上、喉の両脇で指で押すと指が奥まで入っていくところです。このツボを軽く押してみてください。ここには奥に「星状神経節」という、自律神経のセンターがあります。このツボをやさしく押すことで自律神経を整えることができますよ。

さらに星状神経節から少し上、2~3㎝上に中頚神経節という、もう一つの自律神経のセンターがあります。そこには水突、人迎といったツボがあります。

アレジオンのような花粉症の薬に、ひと手間ならぬ、ひとツボをプラスして花粉の季節を乗り切りましょう。次回は自律神経を整えて、花粉の季節を乗り切る~手足のツボをお送りいたします。

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